「命の宿るぶどう」

 

自然栽培のデラウェアが今年も順調に育ってきました!

 

当園の葡萄は全品種とも、ひと粒ひと粒にしっかりと種が入っています。

 

葡萄は「果実」ですので、種があるのが本来の自然な状態です。

「種があるということは、そこに命が宿っている」ということです。

 

現在、市場に出回ってる葡萄のほとんどは種の無い葡萄です。

 

一般的な慣行栽培では、葡萄の開花期(5月~6月)にジベレリンという薬品の水溶液を一房ごとに浸すことによって、葡萄を種なしにする処理をしています。

 

ジベレリンは、植物成長調整剤(植物性ホルモン)とされていますが、

葡萄農家が購入するパッケージには「農薬」とはっきり明記されています。

 

他にも、フルメット(ホルモン剤系薬品)やアグレプト(抗生物質:殺菌剤)などの薬品をジベレリンと併用することで、結実や粒の肥大化を促進したり、種なし処理をより確実にしています。

 

ホルモン剤系薬品により、種なし処理した葡萄は、房が大型化し姿形も整いやすく房数も沢山つけられるので収量も比較的安定します。

 

当園の自然栽培の種ありデラウェアの収量は、慣行栽培の種なしデラウェアの約半分です。

 

肝心の味はというと、種あり葡萄は、栽培法に関わらず、種なし葡萄よりずっと味わい深く美味しいです!

 

種のある葡萄には、甘みだけではなく酸味や渋みもバランスよく感じられます。これはどの品種においても言えることです。

 

慣行栽培の葡萄農家さん達も「種あり葡萄の方がうまい!」ということは常識的に知っています。

 

では、何故わざわざ葡萄を種無しにするかと言えば「種のある葡萄は一般的には敬遠され売れない」と通説になっているからです。

 

農協を通して出荷する場合、例えばデラウェアは、出荷箱にあらかじめ「種無しデラウェア」と刻印されています。

種のあるデラウェアが一般的な流通ルートに乗ることはまずありません。

 

巨峰やピオーネなど以前からある大房系の葡萄は、やはり種なしが圧倒的に主流ですが、種ありの慣行栽培ものも少数ですが出回っています。

 

慣行栽培の葡萄でも、種があるか無いかということは葡萄の味に決定的な違いがあります。

 

シャインマスカットなど比較的新しい葡萄は、ほとんどの品種が種なし処理することが栽培の基本となっています。

 

私の地元では、収穫期の早い種なしデラウェアは、もう既に出荷が始まっています。種ありデラウェアに比べて約1か月以上早い収穫です。

ホルモン剤系農薬によって、成長のスピードも早くなるからです。

 

当園の葡萄は、薬品の力に一切頼らず、木が持つ本来の自然なリズムでゆっくりと熟してから収穫期を迎えます。

種のある自然栽培の葡萄は、本来の果実のエネルギーに満ちています。

色合いも自然な美しさがあり、姿形も愛嬌を感じるような愛らしさがあります。

 

是非、種のある葡萄の美味しさを味わって頂きたいと思います。

 

今シーズンも、自然栽培(無農薬・無施肥)の種ありぶどう5品種(デラウェア、ピオーネ、シャインマスカット、ベリーA、甲州)の出荷を予定しています。

 

20日頃には、まずデラウェアのご注文の受け付けを開始致します。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

2017年 自然栽培葡萄

「デラウェア」

「ピオーネ」

「シャインマスカット」

「ベリーA」

「甲州」

全5品種とも完売につき、

発送を終了致しました。

 

今年も、たくさんのご注文を頂きまして、

誠にありがとうございました!