頼もしい畑の味方。

 

芽吹きから約3か月続いた手入れ作業がようやくひと段落しました。

 

これから葡萄は、収穫までの熟成期間に入ります

 

この時期のぶどう畑は、葡萄の房がたわわに実り、一段と枝も伸び葉も生い茂り、棚下には草もどんどん伸びてきます。畑全体からエネルギーを強く感じる時です。

 

 

そして目には見えない土の中でも、微生物や菌たちの働きが活発になっているようです。

 

 

数年前から、地元・山梨大学の土壌微生物学の研究者が、当園の土壌分析や植生調査などをして下さっています。

 

 

 

 

その研究者によると、うちの畑の土壌中には、アーバスキュラー菌根菌という共生菌がとても多く含まれているそうです。

(他の慣行栽培や、減農薬有機栽培の畑などと比べても最も高い数値が出ています。)

 

アーバスキュラー菌根菌は、約4億年前に水棲植物が陸上に進出した時から植物たちと共生関係を結んできた共生菌だそうです。

 

およそ80%の陸上植物と共生することができ、植物からエネルギー源(主にブドウ糖)の供給を受ける代わりに、土壌中の希薄なリン酸を集め、宿主植物に供給したり、耐病性の向上、水分吸収の促進をする働きがあるそうです。

 

このため、アーバスキュラー菌根が形成されると作物は乾燥に強くなり、肥料分の乏しい地でも効率よく養分を吸収してよく育つようになるとのことです。

 

まさに自然栽培にとっては、とても心強い共生菌です。

 

これまで森林生態学の分野では重視されてきた菌ですが、近年、農業の分野でも大注目されてきている菌とのことです。

 

私はこれまで、草花や虫や鳥たちをなるべく敵としない農を心がけ、農薬や肥料、除草剤等を一切使わずに葡萄栽培をやってきました。

 

そのことを愚直なまでにひたすら貫いているうちに、いつの間にか土の下には、こんな頼もしい味方がたくさんやってきてくれていたようです。

 

 

 

今年も美味しい自然栽培の葡萄を皆さまにお届け出来そうです。

 

今季の葡萄のHP上でのご予約受け付けは7月21日~デラウェアから開始します。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年 自然栽培葡萄

「デラウェア」

「ピオーネ」

「シャインマスカット」

「ベリーA」

「甲州」

全5品種とも完売につき、

発送を終了致しました。

 

今年も、たくさんのご注文を頂きまして、

誠にありがとうございました!